肩こりでお困りの方

大きく2つに分かれる肩こり

肩こりの原因は大きく分類すると2つに分かれます

頸椎の変形が原因で起こる肩こり レントゲン撮影が早期解決への近道
頸椎の変形以外の原因で起こる肩こり 疲れ目、筋肉疲労、ストレス、なで肩、更年期障害、
歯の咬合不全、冷え

  「肩こり」とは、首筋から肩、肩甲骨の内側にかけての筋肉の突っぱり、こわばり、重苦しさ、鈍い痛みなどの不快な感じの総称です。頭痛や頭の重い感じ、上肢の倦怠感やしびれ、痛みなどを合併することがあります。時には気分が悪くなり、吐き気を訴えることさえあります。「肩こり」の際、筋肉はややむくんだようで固く、ごりごりした「しこり」を触れることもよくあります。押すと痛いのですが、たいていは気持ちの良い痛さであることが特徴です。首の動きがやや制限され、動かすと痛むこともあります。「肩こり」の程度や持続時間はさまざまです。放置しても自然に回復する程度のものは問題ないのですが、かなり強い症状が頻繁に出没したり、慢性的に続く場合は治療が必要となります。

症例① 40歳 女性

  パソコン作業が中心でほぼ一日中画面に向かっています。最近は忙しいせいか、疲れが溜まり、首、肩、腕の凝りが強く、我慢していると気分が悪くなるようになりました。レントゲン所見:頸椎は正常でした。診察すると、ややなで肩で首、肩、腕の筋肉に張り感があり、圧痛も著明。骨盤にゆがみがあり、胸椎3番~5番、肩関節、手関節の動きが悪くなっています。治療としては骨盤矯正、胸椎を中心にアジャストを行い、3回目位から、首や肩が軽くなり疲れが溜まりにくくなりました。その後は月に一度位の間隔で背骨のメンテナンスを行い、経過良好です。

症例② 35歳 男性

  半年前に交通事故で追突され、頸椎捻挫(いわゆるむち打ち症)の診断を受け、某整形外科で治療。事故当時に比べ、痛みは大分軽減したが、頭痛、肩こりが長引いているとの訴えで来院しました。レントゲン所見:頸椎に特記すべき異常所見はありませんでした。しかし生理的な弯曲が消失し、いわゆるstraight neckの状態でした。診察すると、頸部から肩にかけての筋肉の張りは少なく、痛みも軽度でしたが 頸椎1/2番 胸椎5~8椎間の動きの悪さが確認できました。治療としては骨盤矯正と頸椎、胸椎のアジャストを行い、各関節の動きを正常なレベルに戻しました。1回目の治療で頭痛は消失しましたが、肩こりはあまり変化ありませんでしたが、2回目以降は胸椎を中心にアジャストし、治療回数を重ねるごとに肩こりが楽になり、頭痛も再燃していません。7回目で胸椎の動きは正常なレベルにまで改善し、肩こりも無くなりました。その後は月に一度位の間隔で背骨のメンテナンスを行い、経過良好です。

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